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初のゴルフ用レーザー距離計「TecTecTec!ULT-X800」購入!簡単操作でジュニアゴルファーにもオススメ

友人からオススメと言われたレーザー距離計。

ついに購入しました!

長女の月末のラウンド、3月末に予定されていた「宮崎県春季ジュニアゴルフ等級審査ラウンド」のために購入した念願のレーザー距離計。

その名も「TecTecTec!ULT-X800」。

現在いろんなレーザー距離計が販売されていて、この商品を購入するまでに2週間悩み続けました。

その間、Amazonで販売されている様々なレーザー距離計を毎日のように検索、比較し手はメーカー公式サイトで情報収集して。。。

「アメリカAmazon3年連続1位」という謳い文句。実績感も響きがいい。

機能性はもちろん、価格的にもなんとか手の届く範囲でのレーザー測定器だったので、今回はこの「tectectec!ULT-X800」を購入したので、この商品のメリット・デメリットを説明したいと思います。

「tectectec!」ってどこの会社?

2014年にスタートした、まだ新しい会社です。

TecTecTecは手頃で先進的な技術レーザー距離計のパイオニアです。
本社はフランスで営業拠点がヒューストン、テキサスとバリにあります。
全世界で全てのチームがお客様に一流の製品とサービスを提供しています。

公式サイトより https://tectectec.co.jp/

ん?ちょっと待った。

というか、公式サイトを覗いてみたら、限定発売されていた「オレンジバージョン」なるものが販売されていました。

僕はAmazonで購入したんですが、同じくAmazonでも「オレンジバージョン」が発売されていました。えー!

早く言って欲しかった。僕が見たときにはまだ無かったぞ?

どうせなら限定色が良かったなー(通常はオレンジの箇所がイエローです。)

レーザー距離計 ゴルフ 測定器 ULTX800 オレンジバージョン 保証2年 傾斜モード 精度±0.3Y tectectec テックテック 110mm×76mm×41mm

「TecTecTec!ULT-X800」の機能について

公式サイトで説明されている基本的な機能は以下のとおり。

  • 傾斜モード
  • ピンモード ※ 振動(バイブレーション)します
  • スキャンモード
  • 精度±0.3ヤード
  • デザイン
  • 手厚い保障・カスタマーサービス

上記の内容を実際に使った上で解説していきます。

傾斜モード

2019年からゴルフ競技においても距離計測機器の使用が認められることになりましたが、注意点があります。

2019年ゴルフ規則「規則4.3 用具の使用 a.認められる。禁止される用具の使用」の、「(1)距離や方向の情報」という項目にいおいて、以下の記述があります。

■認められる。
 →距離や方向に関する情報を得ること(例えば、距離計測機器やコンパス)。

■認められない。
 → 高低差を計測すること。または、
 →距離や方向の情報を解明すること
(例えば、プレーヤーの球の位置に基づき、推奨されるプレーの線やクラブの選択に関する情報を得るために機器を使用すること)。

2019年ゴルフ規則  規則4.3 用具の使用 より

簡単に説明すると

  • 距離計測機器にて距離や方向に関する情報を得ることはOK!
  • 距離計測機器で高低差を計測するのはNG!
  • 距離計測機器を利用した同伴者の情報(クラブ選択など)を得ることもNG!

ということらしいです。

高機能なレーザー距離計だと、
「ターゲットまでの高低差」を測定することが可能で、
かつ実際にその高低差を考慮した距離を算出することが出来ます。

この「TecTecTec!ULT-X800」は価格こそ2万円台ではありますが、「ターゲットまでの高低差」を測定する傾斜モードが可能で、レンズの部分を引っ張ることで簡単に傾斜モードに切り替わります。

レンズの部分を引っ張ると、画像のように黄色いラインが見えるようになるため、同伴プレーヤーも「通常モード」なのか「傾斜モード」なのかが視覚的にわかりやすいですね。

計測結果の距離通りにショットできるかどうかはひとまず置いといて、娘たちが競技に今後参加する際も、この機能があれば安心です。

ピンモード ※ 振動(バイブレーション)します

この機能はすごく助かります。

ピンまでの距離を測定する際に、ピンフラッグをロックすると、「ブルッ」と振動します。

Nikonの高機能レーザー距離計なんかだと、手ブレ補正機能がついているとのことなので、ピンまでの距離を手ブレすることなく測定できるのでしょう。

しかし手ブレ補正機能が搭載された「 Nikon レーザー距離計 COOLSHOT PRO STABILIZED 」は4万円前後と、使用頻度を考えると高価だなと判断。

ピンをロックすると「ブルッ」と振動

その点「TecTecTec!ULT-X800」は 24,000円(税別)です。

もちろん手ブレ補正機能がついていないため、片手だとブレてしまいます。実際に長女に持たせてみると、両手で覗き込んでいました。

両手で持てばそこまでブレることもなく計測できそうです。ピンまでの距離が測定出来たときに「ブルッ」と振動するので、わかりやすいですね。

スキャンモード

打ちたい場所やターゲットとの距離が瞬時でわかるモードです。

例えば、ティショットやセカンドショットの際にハザードやクリークまでの距離をこのスキャンモードで計測することで、打つべき距離を判断できます。

瞬時にわかるのがいいですねー

「TecTecTec!ULT-X800」 の上部についている電源ボタンを長押ししてレンズを覗き込めば、ターゲットの距離を計測してくれます。

基本的にどのモードでもそうですが、この電源ボタンを長押しておくことでターゲットまでの距離をバンバン計測してくれます。

使い方としては、ピンモードで電源ボタンを押しながらブルッと振動するまでピンの距離を計測。そのまま、手前のバンカーまでの距離を計測。って感じでしょうか。

「電源ボタン長押し」は基本どのモードでも使えます
こちらが覗き込む側のレンズ(接眼レンズ)
こちら側が対象物にレーザーを当てる部分と受ける部分(と思われます)

精度±0.3ヤード

これは正直いうと、他のレーザー距離計と比較していないのでわからないです。

公式サイトを見たところ、他ブランドのレーザー距離計との比較記事がありました。

https://tectectec.co.jp/blog/【検証!】ゴルフ用レーザー距離計の精度はいか/

自社の製品だけ、検証画像が一枚のみというちょっと比較記事としては残念な内容となっていますが、計測結果は問題ないとのこと。

このあたり追加検証していただけると購入ユーザーとしては助かるので、メーカーの方、もしこれを見ていたら追加検証画像を宜しくおねがいします!

デザイン

メーカーサイトには以下のように書かれています。

大胆に進化したフラッグシップモデル

TecTecTecを体現するシンプルネスをベースに「ブラック&ホワイト」を基調とした筋肉質なフォルム、 鮮やかなイエローのアクセント、距離計に独自のデザイン性を表現した ULT-Xシリーズはデザイン性・機能性両方を兼ね備えた本社フランス人デザイナーの自信作で欧米でも人気のハイエンドモデルです。

メーカーサイトより

個人的にはブッシュネルのような、ゴツくて近未来的なデザインを好んでしまうのですが、娘たちが使用するということもありあまりデザインには固執しませんでした。

初めてのレーザー距離計ということもあり、質感的にも「こういったものなのか」というくらいです。チープさも感じず、値段相応といった感じ。

サイズ感は9歳の子供にもほどよく,大人の僕にも十分手に収まるサイズです。

ボタンは「モードボタン」と「電源ボタン」の2つのみなので、考えなくても直感的に操作が可能なのが◎。

手厚い保障・カスタマーサービス

・最長2年保証 → 1年保証に加え無料会員登録で+1年の追加保証 
・電池2個付属 → 電池2個を無料で付属サービス 
・24時間以内返信 → メールでのお問い合わせは24時間以内に返信(土日・祝日を除く) 
・カスタマーサービス → 平日10時~12時、13時~16時

メーカーサイトより https://tectectec.co.jp

まずは最長2年間の保証があります。

公式サイトより無料会員登録をすることで、通常脳1年保証に+1年の合計2年の保証となります。

今回、子どもたちの使用が目的なのでこの保証はありがたい。早速忘れないうちに商品が届いた日に登録完了です。

あと「TecTecTec!ULT-X800」は商品本体と別に

  • カラビナ
  • 専用ケース
  • レーザー計測気につける携帯ストラップ
  • 電池2個(本体に1個装着しても、予備として1個余る)

という内容が同梱されています。

専用ケースは結構しっかり目です。長女が誤って踏んづけてもぺしゃんこにはならないです。角が頑丈にできてます。

本体を収納した感じ

本体を入れてみました。サイズ感もピッタリなので、ケースの中でグラグラしたりなどはなさそう。窮屈感もないです。

ただラウンド中はいちいちジッパーの開け締めが面倒です。

その時はゴムストラップがついているので、これをケースの開け締めはこれを利用したほうが良さそう。結構ゴムもしっかりしています。

カラビナも付属でついてきます。

長女はキャディバッグのネームプレートと一緒にぶら下げていますが、腰のベルトループにかけておくこともできそうです。

カラビナ〜
付属のカラビナを専用ケースに装着してキャディバックへ。

あとストラップはメーカーロゴ入りです。

「TecTecTec!」のロゴが入ったストラップ

「TecTecTec!ULT-X800」を購入して良かったこと・メリット

それはずばり「長女が距離に対して敏感になった」ことです。

まだ練習には一度しか持っていっていないのですが、

アカデミーの練習場にあるピンフラッグまでの距離を何度も計測していました。

「S(エス)で50ヤード以上飛ぶんだー」
「ドライバーで120ydsの旗をこえたよー」

などいちいちショット後に計測していました。

ゆるいジュニアゴルファーなので、そもそもアイアンの距離感もアバウトでしたが、それぞれの番手で距離がこれだけ違うことに本人は初めて気づいた様子。

この「TecTecTec!ULT-X800」でラウンドを重ねて、またレビューしたいと思います。

「TecTecTec!ULT-X800」を購入して悪かったこと・デメリット

まだ、購入して1週間なので正直ありません。というか、まだわからないというのが本音。

お値段は24,000円プラス消費税でした。

強いて言うなら、「TecTecTec!ULT-X800」の限定色、オレンジバージョンがよかったなー。性能は変わりませんが、どうせなら限定感が欲しかったなと。

まあ、正直この価格帯でこの機能はコスパが良いほうかと思いますが、
この価格が高かったのか?安かったのか?は今後1ヶ月使用したあとのレビューではっきりさせたいと思います。

今まさにレーザー計測器を探されている方、すでに持っているけど、買い替えを検討されている方、この「TecTecTec!ULT-X800」はオススメですよ。

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