ゆるいジュニアゴルファーに対して練習メニューを考える

ゆるいジュニアゴルファーな娘をもつ父としては、やはり情熱を持ってゴルフに向き合ってほしいところです。

悲しいかな、最近素振りをサボっています。というか、僕の帰りが最近遅くなってしまったため、素振りの練習に付き合えていないという現状です。

可能なら、学校から帰ってきたらまず素振りを10回でも20回でもいいからしてもらいたい。。。。

そんなかなわない想いをいだきながら、なんとかゴルフとの接触頻度を高くするために練習メニュー、とはいかなくても、ゴルフに通じる練習?ドリル?みたいなものを考えます。

ゴルフに前向きなジュニア

「子供にゴルフをしてもらいたい」と願う親に対して、

「任せといて!期待に答えられるように頑張るよ!」

と答えるジュニアゴルファーがいたとしたら、脱帽ものです。

ゴルフと言うスポーツ自体、子供が普段お友達と遊んでいる環境ではまず出くわさないスポーツですよね。

なにかしら、大人が画策した何かによって、ゴルフへの興味を持ち始め、ボールを打ち、コースに出ていく。

ただ、周りのジュニアゴルファーを見ていると、みんな楽しそう。そしてゴルフに対して前向きに取り組んでいらっしゃる。

我が家の長女はゴルフに対しての熱意はそこまではなく、どちらかというと、一緒にゴルフしているお友達に負けたくないという意地というか負けん気の強さでゴルフをしている感じに見えます。

「ゴルフ、嫌いじゃないけど、めっちゃ好きでもない。テニスのほうが好き。」

だそうです。

思わず手にとった「書斎のゴルフ」※初購入

た、、達人たちの練習法だとっ???

勤務先のビルの下に蔦屋書店が入っているので、昼食後にふらっとゴルフ雑誌コーナへ。

いろんなレッスン本がありますが、その中でも目を惹いたのがこれ。

「書斎のゴルフ」

昔からその名前に対して何かしら抵抗感を感じていました。

即効性を求めるわかりやすい練習法などはゴルフダイジェストだとか、カラー写真で解説付きの本を購入する傾向が今までありました。

でも、この「書斎のゴルフ」、本の内容のほとんどがテキスト、文字ばかりなので、頭の良い人だと頭の中でこの文字が映像化されるのでしょう。

そんな高等技術を持ち合わせていない高卒ゴルファーの僕としては、ちょっと敷居の高いゴルフ本でもあったのですが、表示に書いてある

「シブコを世界一にした練習法」

と見出しが目に入ったため、思わず手にとっちゃいまいした。

プロフェッショナルたる所以がここにある

「渋野日向子の練習法 其の一〜其の八」まで8つのパートに分けて解説をされているんです。

が、

読み進めていくと、途中で「ん?」と思った箇所もあり。

詳細は割愛するとして、本の中で紹介している練習法としては、いかのとおり。

  1. 腰を落として、強く触れる、どっしりとした構えを作る
  2. 気合を入れても力みは禁物。笑顔で脱力して振り抜く
  3. 頭の上に手を置いてもらったまま、ボールを打ち抜く
  4. リリースを遅らせたシャローな入射角で厚いインパクト
  5. 左手のロングサムにしてバウドリストのトップを作る
  6. グニャグニャシャフトでショットする
  7. 7m,12m,15mのロングパットで距離感を養う
  8. カップ1m〜5mまでぐるりと9個のぼーるをパットする。

3〜8の項目については、テレビや他の雑誌でも特集されていたりとかで見たことはあったのですが、1と2については練習法というか、ゴルフを始める前にソフトボールなどで培った身体的、体力的、性格的な側面が影響する部分であり、それがあっての練習法なので、一般的に取り組めるのは3〜8かな?という感じを受けました。

とはいえ、じゃあ3〜8が簡単なのか?というとそうではなく、やはり何千球、何万発のボールを打ってきたプロだからこそこなせる内容なんだなと、解説を読んで理解できました。

と同時に、この特集から得られるジュニアゴルファーに対しての練習法は

「ない」

という結論に達しました。

やはり、ゴルフのスタンスは大事

この本の別の内容で「天国にいる中部銀次郎さんに聞いてみた」という、中部銀次郎さんと対談形式でお話が進んでいくというコンテンツがありました。

これが大変ためになる。

前回、フェニックスゴルフアカデミーで長女が指摘を受けた「右を向く習性」について書きましたが、中部さんもやはり右を向きやすくなってしまう。スタンスは大事だとおっしゃってます。スタンスのとり方を丁寧に教えてくれています。

その他にも「練習に関する原理原則について」というコンテンツも興味深く読みました。

カナダゴルフ協会が行った調査について触れている部分があり、
プロになった人に対して「ボールを打った回数」に絞って調べたらしいです。

「何を行ったか?」の調査だと多様にあるため、プロレベルのショットを得るためにはどの程度ボールを打てばそれを得ることができるのか?を調査下とのこと。

プロになるレベルでは、11歳〜16歳時にはすでに1週間の練習打球数は1,000球を超え、多い人で1日300球をこなし、少ない人でも1日150球以上の練習をこなしていることがわかります。

23歳を超える時点では、1週間の練習球数は、少ない人でも2,000球を超えています。1日に換算すると約285球となります。

毎日練習する場合は、約285球の練習を、1級に付き10秒かけたとしても約50分の時間がかかります。

週3回の練習とすると、1日につき約660球もの球数を1回の練習でこなさなくてはなりません。約660球の練習には同様の計算で約2時間かかります。

「書斎のゴルフ」vol.45 練習に関する原理原則について 鈴木タケル 監修 高橋日出二

一緒にグラフも記載されているのですが、プロになる人の8歳〜12歳時には、
少ない人で550球、多い人で1,650球のボールをうっているとのこと。

我が家の長女が今8歳なので、プロになろうと思ったら単純計算で、毎日80球は打つべしってことですね。

もちろん、このコンテンツの中では、練習の量と質について言及していますので興味のある方はぜひ読んでみてください。

今のところは、「トルネードスティック」での素振りに落ち着きそうですが、先日購入した練習アイテムをまだ試してないので、今週末にでもセッティングしてみます。

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